和顔愛語とは?

秘訣は、「和顔愛語」と熱心さ。

木曜日 3月 7, 2013

どんな時でも笑顔は大事ですが、接客など、人と接する仕事をする上でも、やはり「和顔愛語」は非常に大事です。甲乙つけがたいほど美しい2人のスチュワーデス。笑顔たやさずに機内サービスに徹するAさんと、あまり笑顔がなく、ツンツンした対応のBさん。どちらが印象がいいか、可愛いかとなると、やっぱりAさん、のようです。

先日、介護に従事している友達から、こんな話をききました。勤め先の介護施設に、冬休み、福祉系の高校や専門学校から実習生を数名、受け入れたそうです。実習生が、車椅子の操作や排泄介助の仕方などをすでに学んでいるのは承知だけれど、友人は、命を預かる「現場」で、まだ資格のない彼らに任せることはできないと、お茶の準備など、こまごましたことをやってもらうことにしているといいます。ある日、介助をしようとする実習生があり、「○○さん、お茶出してくれる?」と指示。すると途端に、「私、介助できるのに……」の不満顔になって、そのままの態度でお茶を出してしまったと聞きました。「一杯のお茶に大切な意味があるのに、残念だなぁと思ってしまった」と言っていました。

一方で、慣れないながらも、利用者に、自分から積極的に話しかけ、お茶を出したり、ドライヤーをかける実習生もあるのだそうです。最初はなかなか要領を得なくても、きちんと最後まで自分の仕事をする。慣れるころには笑顔(和顔愛語)が見られるようになるのだそうです。友人は、『技術的なことは、現場で働けば身についていく。ぎこちなくても笑顔(和顔愛語)で、一生懸命に接する学生のほうが、「よいケアをするだろうな」という印象を持つ』と言っていました。笑顔、大事ですね。実践していきたいと思います☆


コメントは受け付けていません。

いちばんのお化粧は「和顔愛語」☆

木曜日 1月 31, 2013

ある日、機内で、こんなことがあったのだそうです。スチュワーデスAさんと、Bさんを比べて、「どっちが可愛い?」と隣の人から尋ねられた、とのこと。気にも止めずにいたその人が、改めて見てみると、甲乙つけがたいほど、ともに美人。しばらく観察していると、Aさんは、終始笑みを絶やさず、話しかけている。一方、Bさんは、ほんの申し訳程度の笑顔(和顔愛語)で、事務的だったそう。
「べっぴんも 笑顔忘れりゃ 五割引き」。せっかくの美人なのに、5割引きになってしまうなんて、残念ですね。

先日、「女性はやっぱりキレイでなくちゃね」と、先輩から言われました。わたくしも同感です。。。続いて、「ニュース番組でも、アナウンサーがキレイな人だと、チャンネル変えようという気にならない」と……。これまた同感。女として、「美」にこだわり、年齢に関係なく、いつまでも美しくありたいというのは、どんな女性にも変わらない思い、ですよね。スタイルのよさ、つやのある髪、きれいな白い肌、、、、などなど、美しく輝かせる要素はいろいろあるけれど、いちばんは何??

「どんな娘も 笑顔に勝る 化粧なし」。これは最近耳にしたもの。どんなお化粧をするよりも、笑顔が最も美しく見せる、のですね。なるほど、近くのスーパーに買い物に行っても、つい目を奪われるのは、笑顔のステキな女性。キラリ輝くその笑顔は、周囲を和ませ、一瞬人生の苦労を忘れ、生きがいさえも感じさせるもの。笑顔は、お釈迦さまの勧められている和顔悦色施の布施行。心掛けて、実践したいものです☆


コメントは受け付けていません。

和顔愛語で、血行もよくなる☆

火曜日 8月 28, 2012

先日、近くのスーパーへ買い物に行ったら、レジのお姉さんが笑顔いっぱいで、テキパキ仕事をこなすものだから、しばらく見とれてしまいました。感じがいいなぁと、本当にしばらく見つめてしまった。怪しい人と思われたかもしれません(笑)。しかし、笑顔はこんなにも人を惹きつけるものなのかと感動し、同時に私は一体、毎日どんな顔をしているだろうかと反省させられました。

笑顔は、仏教で「和顔愛語」と言われます。和顔とは和やかな笑顔、愛語は優しい言葉という意味で、努めてそのようにふるまいなさいと、お釈迦さまが勧めておられるのです。笑顔という幸せのタネは、幸せの花を咲かせ、周囲も自身も明るくしますから、自利利他の善い行いです。

周囲の人を明るくすると同時に、自分の心も明るくなる。それは体にもよい影響を及ぼしすことは、医学的にも証明されていることです。笑うと、血行がよくなる。反対にしかめっ面していると、血行はとたんに悪くなる。これも明らかにされているようです。

こんなおもしろい実験が行われました。被験者の手に、いきなりカメムシと乗せます。すると血行は乱れ、悪くなった。それは大きなストレスを受けたから。しかし、ここで無理矢理でも笑顔を作ったところ、血行がすぐに快復、正常に戻ったのだそうです。心はどうあれ、笑っていれば血流がよくなる。血流がよくなると、体のいろいろな流れがよくなって、ストレス解消となるのだそうです。私の血行が悪いのは、笑顔(和顔愛語)が足りないからでしょうか。。。

ストレス社会といわれるようになって久しい現代。。。だからこそ、笑顔で!頑張りたいと思います。和顔愛語で行こう☆


コメントは受け付けていません。

「百万ドル」生み出す和顔愛語☆

土曜日 6月 30, 2012

『人を動かす』で有名なアメリカの実業家・デール=カーネギー。彼は、「笑顔は一ドルの元手もいらないが、百万ドルの価値を生み出す」と言っています。笑顔を作るのに、まったくお金は要りませんが、それだけ人を幸せにする力がある、ということでしょう。

眉間にしわを寄せ、目と眉毛をつりあげて、カリカリ、プリプリしていると、周囲に緊張が走り、固くトゲトゲしい雰囲気になってしまう。反対に、ちょっと目元の筋肉をゆるませて、ほほ笑むと、周囲が和み、穏やかな空気が生まれ、人間関係もスムーズになる。純粋無垢な笑顔は、人生の苦労を吹き飛ばして、生きがいさえも感じさせるとまでいわれます。だからお釈迦さまは、大変な布施の行いであると「和顔悦色施」(わげんえっしょくせ)といわれ、教え勧められました。この「和顔悦色施」と、やさしい言葉をかける布施「言辞施」とをあわせて、「和顔愛語」と言われるのです。

成功者といわれる人は、「和顔愛語」の大切さを身をもって知っているのでしょう。デパート王といわれるジョン・ワナメーカー氏にまつわる、こんな話を聞いたことがあります。
 ■   ■   ■
店員募集の広告を見て、一人の青年がやってきた。
 みずから面接したワナメーカーの質問に彼は、「イエス、ノー」と、適切に即答して少しの誤りもなかった。
 体格も立派だし、学力も十分。
 同席者は採用を確信して疑わなかった。
 ところがどうしてか、不合格になったのだ。
「たいそう、よい青年のようでしたが、どこかお気に召さないところがありましたか」
 側近の不審にワナメーカーは、こう言っている。
「あの青年は、私の質問に、『イエス、ノー』と、ぶっきらぼうに言うばかりで『イエス・サー、ノー・サー』(敬称)と、丁寧な物言いをしなかった。
 あんなふうではきっと、お客に親切を欠くことがあるにちがいない。
 親切第一がモットーの私の店には、雇うわけにはゆかないのだよ」
 たったの一言が、いかに大切か。
「社長が愉快げに”おはよう”とあいさつされると、一週間は楽しく働ける」
 こう言って、ワナメーカー氏の店員たちは、喜々として働き、店は栄えに栄えたという。
 なにが社会奉仕といっても、にこやかな笑顔と明るいあいさつほど、世の中を楽しくするものはない。
 彼は街頭をゆく楽隊のように、四方に光明をバラまく。
 笑顔とあいさつを出し惜しむ者ほどの、ドケチはないといってよかろう。
 ちょっと目もとの筋肉を動かし、わずか一言、二言を話すだけで、人に幸福を与えることができるのに、それすらもケチるからである。
■  ■  ■

和顔愛語、実践したいと思います☆ 


コメントは受け付けていません。

和顔愛語(笑い)と治癒力

土曜日 11月 27, 2010

仏教を説かれたお釈迦さまが教えられた「和顔愛語」とは、和顔悦色施と言辞施とをあわせた布施行のこと。和顔悦色施とは優しい微笑みを施すこと。言辞施とは、優しい言葉をかけること。笑顔と優しい言葉で、人に幸せを届けることができるから、実践しなさいよ、と教えられているのです。

この「和顔愛語」を実践すると、周囲の人に幸せを施すだけでなく、自分にも幸せが舞い込んできます。善い種まけば、善い結果が返ってくる、と教えられた仏教の根幹・因果の道理に狂いなし。その幸せの一つは、笑顔でいると、自分の心もパッと明るくなり、体にもよい作用があるそうです。『笑いと治癒力』という本に、こんなことが書かれてあります。1960年代、アメリカのジャーナリスト、ノーマン・カズンズ氏 が強直性脊椎炎という膠原病の一種になりました。医者から一生治らないと言われ、現代医学に失望して、別の方法で病を治すことにしたそうです。仲の良い友人たちと笑い合ったあとは、痛みがなくなり病状がやわらぐことに気が付いた彼は、退院してホテルに部屋を取りました。そこで、面白い本を読み、面白いマンガやビデオを見るなど、あらゆる方法を使って笑い続けました。すると、数週間後には病気がすっかり治ってしまったそうなのです。

私たちが笑うたびに脳内ではエンドルフィン という脳内モルヒネ が作り出され、幸せな気持ちになるらしい。。。研究ではそれ以外にも、マリファナ、ヘロインなどの麻薬や、薬として知られているあらゆる化学物質を脳が作り出していることも分かったのだって。専門的な難しいことは分からないけれど、笑っていれば、元気になれることに間違いなし!「和顔愛語」の布施行で、周囲も自分も明るく元気に過ごしましょう☆


コメントは受け付けていません。

みなしごサーヤの和顔愛語☆

土曜日 7月 10, 2010

にっこり笑うと、気持ちが和らいで、周囲の人の心も明るくなりますね。優しい笑顔を和顔、優しい言葉を愛語といわれ、仏教で「和顔愛語」は、人に幸せを施す素晴らしい善行だと教えられています。「和顔愛語」について今月は、今から2600年前、お釈迦さまご在世中の、みなしごサーヤのお話を紹介しましょう。

少女サーヤは幼くして両親と死別、給孤独長者の屋敷に引き取られて働いていた。ある日、母なき寂しさに襲われ、一人泣いていた時、僧侶と出会い、サーヤはお釈迦さまの説法を聞きに行くようになった。

ある日夕食を終えた長者が、庭を散歩していると、サーヤが大きな桶を持ってやってくる。そして、「ほら、ご飯だよ。ゆっくりおあがり。ほらお茶だよ……」と話しかけながら、桶の水を草にかけ始めたのである。
長者は、サーヤを呼んで訳を聞いてみると、
「はい、お茶碗を洗った水を、草や虫たちに施しておりました」
「そうだったのか。だが〝施す〟などという難しい言葉を、誰に教わったのかね」
「はい、お釈迦さまです。毎日、少しでも善いことをするように心掛けなさい、と教えていただきました。善の中でも、一番大切なのは『布施』だそうです。貧しい人や困っている人を助けるためにお金や物を施したり、お釈迦さまの教えを多くの人に伝えるために努力したりすることをいいます。私は、何も持っていませんから、ご飯粒のついたお茶碗をよく洗って、せめてその水を草や虫たちにやろうと思ったのです」
感動した長者は、釈尊のご説法の日には、朝からでかけてよいと許しを出した。

数日後、長者は、サーヤが急に明るくなったことに気づいた。いつも楽しそうに働いている。長者が、「サーヤ、いつもニコニコしているね。何か、うれしいことがあったのかい」と尋ねると、「はい! 私のように、お金や財産がまったくない人でも、思いやりの心さえあれば、七つの施しができると、お釈迦さまは教えてくださいました。私にもできる布施があったと分かって、うれしくて……。私には、二番めの『和顔悦色施』ができそうなので、一生懸命に、優しい笑顔で接するように努力しているのです。暗く悲しそうな顔をすると、周りの人もつらくなるし、自分も惨めな気持ちになります。苦しくてもにっこり笑うと、気持ちが和らいできます。周囲の人の心も明るくなります。いつもニコニコしようと決心したら、親がいないことや、つらいなと思っていたことが、だんだんつらくなくなってきました。泣きたい時も、にっこり笑ってみると、気持ちが落ち着いて泣かなくなるんです」
黙って聞いていた長者は、胸が熱くなり、ともに聞法するようになった、といわれています。

人生苦なりで、苦難の波に溺れ、いつのまにか、苦虫つぶしたような顔になってはいないだろうか。同じ苦難の人生歩むなら、キラリ笑顔!和顔愛語で乗り切りたいものです。愛嬌たっぷり 会釈を惜しまぬようにしよう。自戒をこめて。


コメントは受け付けていません。

こどもの「和顔愛語」に学ぶ

月曜日 5月 10, 2010

母の日を前に、先日母に電話をしたら、甥っ子の話になりました。(母にとっては孫です)。もうすぐ1歳になる甥は、ハイハイするようになり、あらゆるものを手にしては口に入れるそう。「もう目が離せなくて大変なの。でもね、よく笑うのよ。人の顔見て笑うの。だから笑い返すと、キャーキャー喜んでまた笑うの」と。笑い合っている姿が目に浮かび、なんだか心がほんわかしました。「呼べば呼ぶ 呼ばねば呼ばぬ 山彦ぞ まず笑顔せよ みな笑顔する」といわれますが、子供の笑顔に、自然とこちらも笑顔になる。子供からたくさんの幸せをもらっているのかもしれませんね。笑顔(和顔愛語)の大切さをあらためて感じました。



また、親鸞会の友達から、こんな話も聞きました。彼女は2歳の女の子のお母さん。大人のあいだで行き違いがあり、ちょっとした言い合いになったそうなんです。すると、その場にいた子供が、空気を敏感に察知して、トコトコと2人のあいだに入ってきて、「にこーっ にこーっ」と笑顔を見せるのだと。「それはまるで、『まぁまぁ、まぁまぁ、そんなぶつかり合わないで』となだめるような感じなの」と、友達は言っていました。「子供の笑顔は、忘れていた大事なことを、思い出させてくれる」と。




笑顔にもいろいろありますが、赤ちゃんや子供の笑顔がいちばん好き、という人もあります。純粋無垢な心が、その笑顔に表れているからでしょうか。心からの美しい笑顔こそ正に人生の花。純粋無垢な笑顔は、人生の苦労を忘れさせ、生きがいさえも感じさせる。周囲全体を和ませて、とげとげしい対人関係をスムーズにするといわれます。心からの美しい和顔愛語に努めていきたいものです。





コメントは受け付けていません。

和顔愛語は 健康にもよい!

金曜日 4月 9, 2010

和顔愛語とは、『大無量寿経』の言葉ですが、無財の七施の中の和顔悦色施と言辞施を組み合わせた言葉と以前にも紹介しました。和顔悦色施とは、優しい微笑みを湛えた笑顔で人に接すること。純粋無垢な笑顔に接すると、人は一瞬人生の苦労を忘れ、生き甲斐さえ感じ、周囲全体を和ませ、トゲトゲしい人間関係をスムーズにするといわれます。言辞施とは、優しい言葉をかけるよう勤めることで、心のこもった一言が計り知れない大きな幸せを相手に届けられるといわれています。今回はその和顔悦色施について、科学の面から考えてみたいと思います。

高森顕徹先生が書かれた『光に向かって』という本の中に、こう書かれているところがあります。”笑う時には、十六本の顔の筋肉を動かせばよいが、怒る時は、六十二本動かさなければならぬ。エネルギー上からも、 笑い顔の方が怒り顔よりも得である”。アメリカのある学者の面白い教訓である。 怒る時には62本の筋肉、笑う時は16本。怒る時、大変なエネルギー、ストレスを要することが分かりますよね。

しかし、「和顔」、つまり「笑顔」「笑う」という行為は、他人に幸せを届け、また自分自身も幸せになれる自利利他の行いです。「悲しいから泣くのではない、泣くから悲しくなる」と言われますが、同じように、「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」ともいえるでしょう。実際、笑っていると楽しくなる、多くの人がそう経験し、実感として抱いていることと思います。科学的にいっても、「笑う」ことは自身の体にもよい影響を与えるそうです。

笑うと口が開き、声を出して息を吐いたり、お腹に力が入ったりする。「ハハハ」と声を出して笑っているときは、横隔膜(おうかくまく)が激しく持ち上がり肺から大量の息を吐き出し続け、笑い終わると今度は息を吸い込みしばらく腹式呼吸になります。ストレスを受けると脳は興奮状態になり酸素をどんどん消費していくため、脳細胞への酸素供給が不足し脳の働きが低下していくのですが、笑うと、肺が大きく動き、大量の酸素が取り込まれ、弱った細胞に酸素が行きわたり活発化し脳の働きが上昇するのだそうです。そして気分がすっきりし、ストレス物質であるコルチゾールの分泌が減りストレスが鎮められます。ちなみに笑った時の酸素摂取量は、深呼吸(1回)のおよそ2倍、通常の呼吸のおよそ3~4倍になるそうです。そして、たくさん笑った後は免疫力が活発化し、ガン細胞などの病原体への攻撃力が高まるそうです。笑うと、いいことづくめですね。お釈迦さまの勧められた、「和顔悦色施」「和顔愛語」、実践していきたいと思います。


コメントは受け付けていません。

優しい言葉(和顔愛語)に感動 in五箇山 

土曜日 3月 27, 2010

これは親鸞会に入っている友達から、先日聞いた話です。「和顔愛語」って、人の心を温かくする本当に善い種まきと感じたのでご紹介したいと思います。




写真愛好家の彼は、まだ雪の多い季節、五箇山の菅沼集落へライトアップの撮影に行ったそうです。大雪にも関らず多くの観光客が訪れていて、帰りには、観光バスの玉突き事故が起こり、バスが大渋滞するなど、大変だったとのこと。通行止めが解除されるまで待機していた時、ツアーに1人で参加した年配の女性が、乗ってきたバスが分からなくなり、迷子になってしまい困っていたそうです。




観光協会のスタッフが対応 し、その方が持っていたしおりに書かれていた宿泊場所に連絡したりして、その対応はもの凄く親身だった、と聞きました。観光協会には全く落ち度はないのに「すみません、すみません」とその方に謝りつつ、送り届けていた。迷子の方は「私が悪いのに、こんなに良くしてもらって、涙が出てきちゃった」と泣いていたそうです。友達は、「観光協会のみならず、地元の婦人会の方までもが、一致団結して『せっかく豪雪の中、五箇山まで来られたのだから、喜んでもらおう』と取り組まれている姿に感動した」と言っていました。




困っている人がいたら、親身になって優しい言葉をかけて差し上げる。
素晴らしい和顔愛語の実践ですよね。




コメントは受け付けていません。

和顔愛語 ~「幸せ」に包まれる言葉~

木曜日 2月 11, 2010

「和顔愛語」とは、「和顔悦色施」「言辞施」の布施行のこと。今日は「言辞施」について、浄土真宗親鸞会の方から聞いたお話を紹介しましょう。




ある年配の女性が、年末の忙しい時期、自転車で駅のスーパーに出かけたそうです。いっぱいになった買い物袋を、自転車の前のかごに乗せて、さぁ出発!と思いきや、こぎ始めた途端、バランスを崩して隣の自転車に倒れてかかってしまった。


思わず「助けて!」と叫ぶと、後ろから、「助けるよ!」という大きな声。すると、3人の男子中学生が駆け寄ってきて、荷物を拾い、外まで出してくれた。その年配の女性は、「助けるよ!」の言葉が、頭から離れなくて、今も、その言葉を思い出すたび、大きな幸せに包まれるのだそうです。「助けるよ」の一言が、どんなに頼もしく感じられたことでしょう。数えればたった4字の言葉でも、まさに和顔愛語の布施行ですよね。




この話を聞いて、ツルゲーネフのことを思い出しました。ツルゲーネフとは、ロシアの文豪。まだ貧しかった時のこと、訪れた乞食に何ひとつ与えるものがなかった彼は、「すまない」の念い一杯から、玄関へ飛び出してゆき、乞食の手を握り締め、「兄弟!」と涙ぐんだといいます。あとで、乞食は「あんなうれしいものをもらったことは生涯なかった」と言ったそうです。たとえお金や物がなくとも、心のこもった一言が、相手に大きな幸せを与えることになるのですね。




相手の心に入って、相手がいちばんほっとする、心安らぐ言葉をかけられたら、どんなに幸せなことでしょう。和顔愛語、心がけていきたいと思います。


コメントは受け付けていません。