和顔愛語とは?

和顔愛語 ~挨拶も布施の種まき~

金曜日 9月 24, 2010

学校でも、会社でも、お店でも、どこでもまず最初に、そして大事だと常々教えられるのは、「挨拶」ではないでしょうか。学校では、挨拶週間があって、校門に立って登校する生徒に挨拶した思い出などある方も多いと思います。また会社で言えば、新入社員の研修であげられる項目のひとつです。お店の繁盛いかんは、挨拶にかかっているともいわれます。開店前に「おはようございます」「ありがとうございました」と挨拶の練習をしている光景を目にすることもしばしばです。挨拶、それはたったの一言ですが、和やかな顔で言葉をかける、これも「和顔愛語」の布施行なのです。

では、どんな挨拶が好まれるでしょうか。「挨拶にその人のすべてが表れる」とも聞きます。暗い顔より、明るい顔、にこやかな笑顔(和顔)が好かれることはいうまでもありません。「あなたに会えてうれしい」という気持ちを込めると、自然に笑顔になり、相手の笑顔も誘います。呼べば呼ぶ、呼ばねば呼ばぬ山彦ぞ、まず笑顔せよ、みな笑顔する、といわれるとおりです。笑顔になれば口角がが上がりますから、声も明るくなるといわれています。


また、自分から積極的にしたいものです。目上・目下などの立場にかかわらず、自分からどなたにでも挨拶したいですね。布施行なのですから。相手の出方を伺って、タイミングを逃してしまい、気まずい思いをしてしまったこともありますが、こちらから積極的に、の思いで、気持ちのいい挨拶ができるようになりたいですね。「○○さん、おはようございます!」と名前を呼びかけてから挨拶するのも、相手に届く挨拶をするポイントです。


そして、アイコンタクトを忘れずに。優しい温かい眼差しは「眼施」という施しの行いであると、お釈迦さまは勧めておられます。挨拶をするときは、おじぎをしますが、会ったとたんに頭を下げるのではなく、まず、相手の目を見ながら挨拶を述べ、ことばの終わりからおじぎをするようにします。頭を上げたら、もう一度相手の目を見ます。このとき、目が合わないと、少し寂しい感じがします。だからアイコンタクトがとっても大切です。

いつも大切だと言われる挨拶、「和顔愛語」。毎日続けて、いい挨拶を続けることは簡単ではないけれど、少しでもよい挨拶ができるようになりたいです。

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