和顔愛語とは?

和顔愛語をもっと知りたい!その1

木曜日 12月 11, 2008

そもそも、この和顔愛語という言葉、仏教にまつわるものですが、そのルーツについて今回はお話しします。この和顔愛語という言葉は、『大無量寿経』 の中に説かれています。その中で、「菩薩は嘘や偽り、こびへつらいがなく、和顔愛語にして意を先にして承問す」と述べられています。
この『大無量寿経』は、阿弥陀仏が永劫にわたって修行したと説かれているもの。さらに親鸞聖人は、「真実なる生き方とは何か」ということを説くために、『大無量寿経』の勝行段の経文を基準にしていたというくらい重要なものです。

また、仏教の教えには、六波羅密という言葉があり、波羅密(迷いのこの岸から悟りの彼岸に渡る事)、つまり彼岸に渡るためには自ら実践すべき六つの項目があると言われています。その6つというのが
●布施(親切をすること)
●持戒(約束を守ること)
●忍辱(忍耐強く忍ぶこと))
●精進(正しい目的にひたむきにつとめ励む)
●禅定(心を静寂にして正しき判断をすること)
●智恵(因果の道理を深く信じて、修養すること)

そのなかでも、布施は第一に上げられています。
お布施とは、金品でなくても思いやりや心で相手に奉仕し、喜びを与えることが出来るものも含まれます。

それに含まれるのが
・眼施(優しい眼差しで相手に快い感じを与える)
・和顔悦色施(やわらかな顔が人に喜びを与え良い人間関係に導く)
・言辞施(優しい暖かい言葉で語りかける)
・身施(自分の手足を使い他人に奉仕する)
・庄座施(自分の席や場所を人に譲る)
・心施(感謝の心で人に接する)
・房舎施(自分の住居を宿として提供する)
れら七つの奉仕を、無財の七施と呼んでいます。

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