和顔愛語とは?

日本に根づく「和顔愛語」

月曜日 2月 27, 2012

「逝きし世の面影」(渡辺京二著)によると、幕末や明治の初めに来日した欧米人は、日本人の「ほほえみ」のすばらしさに好感を抱いたそうです。両国の川開きの混雑の際でも、「アリガトウ」「ゴメンナサイ」と優しい言葉が飛びかったとか。このようなあいさつは明るい笑顔とともに発せられ、彼らを魅了したようです。仏法精神が根底にある日本。仏法で教えられる「和顔愛語」(ほほえみと、優しい言葉)は、深く浸透しているのかもしれませんね。

先日、アメリカから一時帰国した友達も、入国審査の仕方など、空港での対応は、「日本人はやっぱり丁寧だ」と言っていました。ぶっきらぼうに指示されるのと、「お疲れさまでした」と笑顔で一言あって(和顔愛語)から案内されるのとでは、まったく印象が異なりますよね。

『春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛(つつし)む』 (春風のようななごやかさで人に接し、秋霜の厳しさをもって己を規制する)とは、江戸時代の儒学者・佐藤一斎の言葉です。もうすぐ3月。冬の寒さも緩んできました。春風のように和やかな笑顔と優しい言葉(和顔愛語)で人に接したいものです☆

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