和顔愛語とは?

「百万ドル」生み出す和顔愛語☆

土曜日 6月 30, 2012

『人を動かす』で有名なアメリカの実業家・デール=カーネギー。彼は、「笑顔は一ドルの元手もいらないが、百万ドルの価値を生み出す」と言っています。笑顔を作るのに、まったくお金は要りませんが、それだけ人を幸せにする力がある、ということでしょう。

眉間にしわを寄せ、目と眉毛をつりあげて、カリカリ、プリプリしていると、周囲に緊張が走り、固くトゲトゲしい雰囲気になってしまう。反対に、ちょっと目元の筋肉をゆるませて、ほほ笑むと、周囲が和み、穏やかな空気が生まれ、人間関係もスムーズになる。純粋無垢な笑顔は、人生の苦労を吹き飛ばして、生きがいさえも感じさせるとまでいわれます。だからお釈迦さまは、大変な布施の行いであると「和顔悦色施」(わげんえっしょくせ)といわれ、教え勧められました。この「和顔悦色施」と、やさしい言葉をかける布施「言辞施」とをあわせて、「和顔愛語」と言われるのです。

成功者といわれる人は、「和顔愛語」の大切さを身をもって知っているのでしょう。デパート王といわれるジョン・ワナメーカー氏にまつわる、こんな話を聞いたことがあります。
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店員募集の広告を見て、一人の青年がやってきた。
 みずから面接したワナメーカーの質問に彼は、「イエス、ノー」と、適切に即答して少しの誤りもなかった。
 体格も立派だし、学力も十分。
 同席者は採用を確信して疑わなかった。
 ところがどうしてか、不合格になったのだ。
「たいそう、よい青年のようでしたが、どこかお気に召さないところがありましたか」
 側近の不審にワナメーカーは、こう言っている。
「あの青年は、私の質問に、『イエス、ノー』と、ぶっきらぼうに言うばかりで『イエス・サー、ノー・サー』(敬称)と、丁寧な物言いをしなかった。
 あんなふうではきっと、お客に親切を欠くことがあるにちがいない。
 親切第一がモットーの私の店には、雇うわけにはゆかないのだよ」
 たったの一言が、いかに大切か。
「社長が愉快げに”おはよう”とあいさつされると、一週間は楽しく働ける」
 こう言って、ワナメーカー氏の店員たちは、喜々として働き、店は栄えに栄えたという。
 なにが社会奉仕といっても、にこやかな笑顔と明るいあいさつほど、世の中を楽しくするものはない。
 彼は街頭をゆく楽隊のように、四方に光明をバラまく。
 笑顔とあいさつを出し惜しむ者ほどの、ドケチはないといってよかろう。
 ちょっと目もとの筋肉を動かし、わずか一言、二言を話すだけで、人に幸福を与えることができるのに、それすらもケチるからである。
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和顔愛語、実践したいと思います☆ 

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